熊本地震を経験された親子ゲストさん(お母さんと息子さん)にご宿泊いただきました。
その方のお家は1回目の地震(前震)のときはそこまで被害がなかったみたいなのですが、その後の本震で半懐し結局危ないので取り壊したそうです。
その地震〜避難所生活のお話しを聞かせていただきました。
いくつか箇条書きにしてまとめると、
- 地震の時は寝室に靴を置いておかないとガラスが割れて大変
- 1回目の地震を本震と思い今後は余震だろうと考え家に戻ったが失敗だった。そのまま避難所にいればよかった
- 前震のときは『死ぬんだろうな』と思ったけど、2回目(本震)のときは『絶対子供を守る。死ねない』と思った
- ペット(犬等)は避難所に入れてくれないので車中泊の人が多かった
- 避難所では喧嘩や言い争いが起こったり、中にはボランティアの人を罵る人もいた
- 避難所のトラブル原因の多くは騒音
- 避難所生活が始まって数ヶ月はダンボールの間仕切りのない状態での生活が続いた
- 環境が急激に変わると想像していた以上に相当なストレスがかかるという現実がある
- みんなで使うのでトイレは一気に汚くなる
- 自衛隊の人が作ってくれたお風呂が本当に良かった
- 物資の配給はすぐ届くがその後一時的に止まった
- 市町村や政府頼みではなく結局自分で自分の身を守る必要がある
など、経験をされたからこそわかる内容を教えていただきました。
僕も阪神淡路大震災で実家のお家(鳴門市)が相当揺れたので、それ以上に大変だったんだろうなと。
貴重なお話しを聞かせていただきありがとうございました。
『次回鳴門に来る時はまたここに泊まりたい』とおっしゃっていただけたので、ステキな1日を過ごすことができたのかなって思います。
ご宿泊いただきありがとうございました。