ドイツ人のお遍路さん目的のゲストさんに2日間ご宿泊いただきました。
このゲストハウスを僕が引き継いて1年と6ヶ月。
思うのは、お遍路さん目的のゲストさんは海外の人が99%であるということですね。
1人だけ今まで歩いてお遍路さんをするという日本人女性のゲストさんがいましたが、それ以外は全員海外のゲストさんです。
多くの日本人ゲストさんはバイクやバス、車で回られています。
もちろん、これが悪いと言っているのではないんですね。
では、どうして海外の人ができて日本人ができないのか。
僕が考える理由の1つが時間です。
歩いて回る88箇所すべて回るとなると2ヶ月近くかかるんですね。
だから、基本的に日本人の時間の感覚ではその2ヶ月間という時間をとることができないのかなと。
でも、欧米の人は結構平気で休みをとったりします。
だからなのかなと。
また、フランスからスペインにかけてのお遍路さんもあるんですね。
その名前は
- サンティアゴ・デ・コンポステーラ
ですね。
その最終目的地に向かって同じように歩くんですね。
で、彼らの多くはこの経験をしており、次は四国のお遍路さんに挑戦してみようかと考えている人が多かったり。
もちろん、夏と冬はお遍路さん目的のご宿泊は少なくなりますが、それでも春と秋は多いですね。
このゲストハウスはお遍路さんの出発地である1番札所の鳴門市にあります。
僕は無料送迎をしているので、鳴門駅までゲストハウスから車で10分で到着します。
そこから、乗換なしのバスで約25分程度で1番札所である『霊山寺(りょうぜんじ)』となります。
だから、最近はこの内容を知ってこのゲストハウスにご宿泊いただく方も多いですね。
少しでもお遍路さんの旅がしやすいように、改善していきたいと思います。